Web予約システムは必須

セールスポイント

シアターパスをご案内すると、まずは名刺のQRコードからWebにアクセスしていただく流れが多いもので、シアターパスをWebポータルだと思われるパターンが少なくないようです。勘違いされないようにしっかり書いておきますが、シアターパスは『Web予約システムも含めた映画館向けシステムのフルセット』です。シアターパスを導入してWebでの予約/決済を行わないという使い方は可能ですが、(シアターパスの一部分である)Web予約システムだけの導入というのはできません。もしそんなことを望む劇場様がいらっしゃったら正気を疑います。業務負担が数倍になりますよ…。

冒頭で触れたように「Webではチケット販売しない」という特殊な運用は可能ですが、ちょっともったいないです。シアターパスではWebで座席を販売するために劇場のみなさんが行うべき操作というのはなく、窓口売りするための通常業務を行なっていただくだけで大丈夫です。Web予約部分のシステムは自動反映なのです。そのため、お客様がマイページからキャンセルされたチケットの状態は即時反映され、窓口でもWebでもすぐに販売が可能になります。まさに自動販売機だと思います。
Web予約/決済をするために特別労力をかける必要がないのですから、それをわざわざやらないとする理由も目的もちょっとわからないですね。ただ、クレジットカード決済であるために決済代行会社との契約、手数料やトランザクション費などのコストがかかるため、その点から二の足を踏むというのは、、、あるかもしれません。

なお、販売設定を「有料会員にのみWeb販売」としてチケットの購入フローでは決済を行わせないというトリッキーな方法も現実的には可能です。この方法は、Web予約/決済から[決済]を除外して予約のみとすることで、販売はすべて窓口での現金のみとし、チケットの販売コストを下げることができるメリットがあります。こうすれば「予約は有料会員でないと利用できない」仕組みとなりますので、有料会員の入会動機を高められるかもしれません。ちなみに決済代行会社とは会費とチケットで2つの区分で契約が必要なのですが、この方式であれば区分は会費の1つで済みます。
 =>これを無料会員様でも同じようにやるとカラ予約が増えるリスクがあります。決済ナシの予約とするためには、すこしハードルを上げないと機会損失のリスクが高まると思います

ただ、やっぱり劇場様のほとんどはより多くの方に映画を観ていただくことを目的としていると思いますので、有料無料に関わらずWebでチケットが買えるようにしてあげるべきかとは思います。それと、先に挙げたトリッキーな方法であっても、シアターパスのWeb予約システムあってのやり方ですので、システムは必須ですね。

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