発券アプリのモード変更

対応予定

これまでテスト版としていた自動発券機用アプリですが、テスト運用を通じて不具合を解消してブラッシュアップを重ね、ほぼほぼ製品レベルとなりました。

リリース当初は「発券モード」のみとしてアプリを起こし、テスト運用を行いながらアプリに異なるモードを仕込み、フィードバックを受けながら「券売モード」を開発して実装に加えていくという方法をとってきました。以前から書いていますが、タッチパネルPCまたはモニタとレシートプリンタで発券機を構成したのち、キャッシュレス端末を追加接続すれば「キャッシュレス券売機」に変更できるようにするためです。
以下に両モードからの簡単なアクションのチャートを図にしましたが、これは事業者様にも理解していただくためです。これまで発券モードだけで使っていたハード構成のまま、券売もチケット発券も可能になりますよ、の説明ですね。発券モードでできることは券売モードでもすべてできて、UIも同じです。券売モードは、『発券モード+チケット販売/有料会員プラン販売』と説明したほうが早いかもしれませんね。

この「券売モード」もある程度まで仕上がってきたので、なるべく急ぎたいところです。7月には新札が発行されるようですが、すでに券売機を導入されている劇場様は悩ましいことと思います。自動釣銭機を持つ券売機は、おそらくメカトロも交換でしょうし、ミドルウエアも変わるでしょう。購入済みの券売機をどうサポートしてもらうかはメーカーさんとの関係なのでなんとも言えませんが、これを機会に券売機運用を見直しても良いかもしれませんね。
シアターパスでは券売機の提供方針は『キャッシュレス決済のみ』としていて、もう今後は自動機での現金取扱いはやめたほうがいいんじゃないかと考えています。ただ、すべての現金をNOとするのではなく、劇場は割引券や前売券などの紙券対応が避けられないため、現金(紙幣と硬貨)対応はすべて有人窓口で行うのが最適解なのではないか、と。

我々としては、シアターパス費用も含めてローコストで高効率の劇場運営を提唱していますので、こうした販売面での提案は積極的に行なっていきたいと考えています。
(ぜひご相談ください)

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