作品登録フロー

使い方について

シアターパスはマルチテント型のプラットフォームでもありますので、参加(導入)事業者様で共有するデータが存在します。その一つが作品データでありまして、シアターパスが一般的な映画館向けシステムよりも高い業務効率を持つ理由でもあります。結論から言うと、作品登録の作業は不要なのです。シアターパスでは作品登録は本部の作業となっており、フォーマットに従って上映時間やレイティング、配給会社などの基本的なデータから公式HP、コピーライトやあらすじ紹介文なども本部が登録します。作品登録をしなくていいだけで、どれぐらいラクになるかはすでにシステムをご利用中の劇場様ほど実感できると思います。

ただ、上映プログラムを作成していくフローの中で作品登録に近い作業はあります。具体的な操作で言うと、作品群の中から上映予定のものを選ぶ作業です。このときに上映開始日と終了日も設定できますので、自分の劇場で上映する予定の作品を選択する、というニュアンスのほうが伝わりやすいかもしれません。
もしまだシアターパスに登録されていない作品があった場合は、本部に作品登録を依頼してください。その際は配給会社様より提供されたポスター画像とコピーライトもお願いしています。事業者様側から掲載するシアターパスの本部に配給会社様より許諾をいただいた画像を預ける、という流れになりますので。

シアターパスのWeb予約システムをどう利用されるかは事業者様で自由なので、劇場HPに「チケット予約はコチラ」というテキストリンクを書いてシアターパス内の上映一覧ページへ飛ばしてもらってもいいですし、シアターパスAPIを取り込んで劇場HPの作品紹介や上映スケジュールページの[予約]ボタンなどから個別に自動でリンクさせてもかまいません。この場合、後者のほうは自分たちでもっと作品に関する情報や紹介を書いてオススメしたいという姿勢の劇場さんが多いです。ただ、前者のパターンであっても作品マスタに劇場独自の情報は追記できるようにしてありまして、そこはご安心いただければと思います。
考えようによっては、シアターパスの作品データに事業者独自の紹介文を書き込んで、それをまるごとAPIで自動取り込みするという方法もアリです。このメリットは入力作業がシアターパスだけで済み、自らの劇場HPの編集もほとんどしなくて良くなる点です。やたらと効率性が良い話ですが、これは効率だけの利点ではなくて人為的なミスを防げるというメリットもあります。ものは考えようです。

なお、作品登録は本部のみが行える前提ではありますが事業者独自の登録も可能です。これはイベント上映等などを行う自由度のために用意してある機能で、(配給作品ではなく劇場独自の組み合わせで)二本立てで1上映として扱いたい場合などにご利用いただいています。慣れてくれば単独の上映ではないケースなどにも利用できると思います。

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