マスタ登録(利用準備)

使い方について

シアターパスは、これまでの知見とノウハウをつめこんで作り上げたまったく新しいシステム/サービスなのですが、映画館向け基幹システムの操作感としてはとてもベーシックです。
ものすごくシンプルに書くと、シアターパスでチケット販売するために必要な作業は「[作品]を選んで[上映日]の帯に置いていく」になります。これは上映プログラムをつくるということなのですが、この作業の前に必要な手順が『作品登録』でして、そのさらにしておく必要のある作業が『マスタ登録』です。ここでは簡単にマスタ登録の目的を書いていきます。

マスタは、それはもうたくさんのものを設定しなくてはなりません。チケットの種類や金額、割引から無料券の類はもちろん、会員に関しては種類や会費価格から細かな設定まで必要で、劇場に関するデータもいろいろ登録してマスタ化しなくてはなりません。座席1つとってもマスタ登録が必要です。
こう書いてしまうとこのマスタ登録作業がヘヴィに感じてしまうかもしれませんが、マスタの登録が必要なのは最初だけ。そもそも頻繁に追加/削除を行うものではないですし、変更もほとんどないでしょう。それににチケット料金や座席の番号などは劇場にすでに存在しているものですので、それをシアターパスの各マスタにあてはめていくだけです。運用開始までの流れでも書きましたが、実践デモで訪問するまでに(本部側である程度は)終えてしまえるというのは、それぐらい簡単だということです。

本来的にはデータ構造を理解していただくため、事業者様側でイチから登録していただきたいところですが、ある程度の実データが入っている状態で研修を始められたほうがスムーズに慣れていけます。過去の立ち上げ経験からすると、たとえダミーデータであっても各マスタには本部から何か入れておき、あとは変更/追加/削除を適宜行っていただくのがもっとも効率的でした。

導入時に膨大な作業が必要と思っている方、システム側への理解および事前学習がないと始められないと思っている方、そして「…最初ちょっと面倒だな」と思っている正直な方、ご安心ください。実践デモからそのまま研修に入れるレベルでシアターパスはお渡しします。

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