払い戻し時の処理

使い方について

払い戻しやキャンセル(取り消し)はなるべくなら発生してほしくないことですが、映写機系のトラブルで上映中止になることはあります。そうした場合、窓口で半券をもとに払い戻し処理をしていくわけですが、シアターパスではQRリーダーでチケット下部のバーコードを読み取っていく方法を推奨しています。チケット番号を打ちこんでいくやり方よりずっとスムーズで間違いがありません。
と、ここまでは一般的な映画館システムでも同様だと思うのですが、重要なのはWeb予約/決済分です。本来であればWebの分は決済代行会社の管理画面から取り消し作業をしていくのですが、シアターパスはその手間を省けるようにしました。窓口での現金決済と同じように、チケット番号を指定して払い戻し処理をするだけでWeb予約/決済分はキャンセル(取り消し)されます。処理が完了すると同時に、お客様にはキャンセルをお知らせするメールが送信されますので、Webで予約されたお客様は窓口に立ち寄ることなくお帰りいただけます。
また、シアターパスの払い戻し機能は一括処理ができまして、現金分とWeb分を分けて処理することも可能です。特定の上映回の払戻証をまとめて印刷することができますので、窓口に立ち寄られた方の半券と払戻証をつきあわせて払戻金をお渡しするというスピーディーな対応ができます。Web分は一気に取り消しされてキャンセル通知メールが届きますので、その旨をお客様にお伝えいただけば大丈夫です。

長く映画館システムに携わってきましたので、こうした日常使いの便利さとイレギュラー時の使い勝手の良さには自信があります。現場の声をもとにブラッシュアップし続けてきた実績を感じていただけると思います。

なお、シアターパスではお客様がマイページからキャンセルをすることができますが、これは劇場側で細かく設定することができます。初期設定として予約全体をキャンセルOKにするのか不可にするのか、キャンセルができるリミットも決めることができます。また、一部の上映回のみキャンセルOKまたは不可にするというのも可能です。全体としてキャンセルOKにしておきつつ、舞台挨拶やイベント上映時のみキャンセル不可にするというのもアリですね。

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