QRリーダーの使い方

必要な機器について

周辺機器の紹介でも書きましたが、ちょっとQRリーダーのほうを詳しく書きます。

シアターパスでは、マイページに「QR会員証」というQRコードを表示するページがあります。これは窓口での会員認証時やチケット発券の際に、お客様からQRコードを提示=>QRリーダーで読み取りを行い、スムーズに手続きを完了させるための仕組みです。過去の開発事例では券売機や発券機でも同様のアクションを実装してありまして、(2023.9.1時点ではまだシアターパス向け券売機はまだリリースしていませんが)今後にリリースするセルフ端末ではこのQRコード読み取りを主体として計画しています。もちろん[購入番号+お客様の情報]を入力していただく発券フローとの並行対応です。

実は他にもQRリーダーの便利な使い方がありまして、シアターパスでは払い戻し対応にも利用ができるのです。多くのQRリーダーではバーコードも読めますので、これを利用して発券済みチケット最下部にあるバーコードを読み取ることができます。チケットのバーコード読み取りは、上映トラブル等で一気に多くの払い戻しに対応しないといけない場面で助かります。一人ずつお客様情報をお聞きして検索したり、チケット番号をお尋ねして入力していくよりもずっとスムーズにできますから。

なお、QRリーダーですがAmazon等で5千円以下の予算で購入できます。ハンディタイプも良いのですがスペースを取るので、消しゴム程度の大きさのミニタイプをおすすめしています。あまりに廉価なものの場合NGなこともあるので、購入前にはいちどご相談ください。もし既存のQRリーダーがある場合はcode128に対応しているかご確認いただければと思います。

ちなみにシアターパスのマイページで表示するQRコードにはスクランブルがかけてあり、スクランブルも10分ごとにリフレッシュされます。これは購入済みチケットを転売/譲渡できなくする対策です。便利さの追求だけではない設計思想があります。

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