自動発券機テスト版リリース

必要な機器について

シアターパスのWeb予約システム導入には必須の、自動発券機用アプリ(テスト版)が仕上がりました。UIも同時にすすめていたのですでに実稼働レベルには達しているのですが、なにぶんシアターパスはマルチテナント型でもあるので、チケット発券におけるフローは入念にチェックしたいところです。本番リリースまでにはもうちょっと時間をかけるつもりです。

これまで何度か発券アプリは作ってきていますが、そうそう画面UIにパターンはありません。いろいろな発券機がありますが、その画面はどこも似たり寄ったりかと思います。わかりやすさを念頭に置くと、どうしても同じような画面構成になるんですよね。
また、どこの劇場様でも同じUIとなるようにフォントも決めなければいけないし、さまざまなサイズのモニタで崩れないように作る必要があります。そうなるとさらにベーシックなデザインになってしまいます。まあこれについては「デザイン性が低くておもしろくない!」という方はいないでしょう。スムーズに発券できるのがいちばんです。

なお、シアターパスでは以下の構成で自動発券機を組んでいただくことを提案しています。

(A)タッチパネルPC(Windows10以上、64bit) =>10万円前後から購入可能
(B)レシートプリンタ =>実売価格5万円前後
(C)QRコードリーダー =>実売価格5千円前後
(D)ICカードリーダー =>実売価格5千円前後
(計) A+B+C+D => 1台あたり15万円前後から20万円以下で構成可能

こうした構成とするメリットはいくつかあって、まずは故障等での機器入れ替えのしやすさです。すべて内蔵されたオーダーメイドの筐体型の発券機ですと、モニタやプリンタ、各種リーダーが故障した際に製作メーカーに入れ替えを依頼する必要が出てきます。もちろん製作コストも低くはないでしょう。指定のプリンタやリーダーを内蔵してもらう必要が出てきますからね。嫌がるところもあるかもしれません。ちなみにちょっとネガな話を書いてしまうと、タッチパネルモニタ(PC)はそこそこ壊れます。もし壊れずに数年使えたとしてもWindowsのOSも更改する必要がでてきますし、別々にユニットを買い替えられるこの組み方がベストと考えています。
また、レイアウトの自由度が高い点もポイントですね。筐体型のように自立させられないこともありますが、逆に置くスペースがかぎられるような場合は強みとなります。チケットカウンターの上に置いてしまうのもアリですね。トラブル時にサポートがしやすいですし、ネットワークの配線もまとめられると思います。

最後に各種機器のオススメについてですが、、、タッチパネルPCはビジコムさんのものがいいんじゃないでしょうか(実は我々も何度も購入しています)。エプソンさんもリリースしていますし、自由に探してみていただいてかまいません。モニタサイズだけ慎重に決めていただければ、という感じです。
対して、ICカードリーダーはSONY製のPaSoRi一択としています。RC-S380/S(https://amzn.asia/d/0rovLA6)をお求めください。QRリーダーはAmazonにたくさんありますので、購入前にいちどご相談いただければと思います。

・QRリーダー(動作確認が取れているもの)
 https://amzn.asia/d/gOX1ECn
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