Web予約システムの場合は?

使い方について

一般利用者の方からすれば単なる映画館チケット販売ポータルのようなシアターパスですが、事業者様から見た場合はこのWebに登録する作業や予約/決済されたチケットへの対応が気になるかと思います。

上映プログラムの組み方で書きましたが、販売チケットの登録の仕方は上映回コマを置くだけです。これだけですべての販売チケット(窓口、券売機、Web)の登録が終わり、券売機用の登録作業やWebページへの販売リンク付けのような無駄作業はありません。何もしなくて良いのです。というか、何もしようがありません。
開発側からすれば当然の考え方であり、今では窓口分とWeb分が分離しているチケットサービスがあるとは思えませんが、、、はるか昔の小売系ECでは店舗在庫とWeb販売分が連動しておらず、窓口でEC管理画面を見ながら売っていたという話も聞きます。もしかしたらWebだけ外部サービスを利用して、そちらにあわせて窓口手売りを調整しているような劇場様がまだあるかもしれません。いますぐシアターパスの導入をされるべきかと思います。しなくて良い労力ですし、ミスもあります。便利なはずのWeb予約/決済を導入したことでスタッフさんの労力が増えるのはおかしいですよ。

なお、シアターパスでは上映回単位でWebと窓口での販売時間の違いを設けることができます。よくある使い方として、Webは上映開始の20〜30分前まで、窓口は上映開始時間と販売終了時間を同じにするパターンですね。シアターパスのWeb部分では、この設定された販売終了時刻になると[購入可]ボタンが[窓口販売]に切り替わり、上映開始時刻になるとスケジュールから消えます。
また、有料会員にのみ販売するといった細かな設定や、一部のエリアだけ販売しないなどの設定も可能です。これらは上映回単位で設定できるので、舞台挨拶のある回のみキャンセルを不可にして有料会員に先行で販売するといったプランを立てることができます。これを番組編成時に一括で操作しておき、あとは勝手にWeb予約システムが販売してくれるのは相当にラクだと思います。
シアターパス導入事業者様におかれましては、もっともっと機能を使い倒していただけると幸いです。

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