シアターパスのアップデート頻度はとても高いです。アプリの更新とは別にサーバ更新も頻繁に実施するのですが、通常こちらはサービス停止をせずに行っております。Web予約システムへの影響はほとんどないため、サーバ更新のみの場合はリリースを告知していません。
思えばシアターパス以前に販売していた映画館システムでも改修ペースが異常に速くて、時にはクライアントである劇場様に「こんなに頻繁に新版をリリースしていると迷惑かな？」と思ったこともありました。しかしそれはまったくの思い違いで、「頻度が高いから信用できる」という評価をいただいておりました。近年のシステム/サービスというのはインターネットに接続しているのが当然ですし、それにWeb予約システムを内包しているのであれば、セキュリティ性の観点からは更新頻度が高いほうが安心ですよね。こういった事情と姿勢を理解していただいているのは励みになります。
なお、この新版をリリースする方法はシアターパスでかなりモダンになりました。通常ログイン時に最新版が存在するかを問い合わせしており、もし起動ログインしたアプリよりも新しいバージョンがリリースされていればダイアログが出まして、その案内に従ってそのまま上書きインストールを行うだけです。回線状態にもよりますが、ものの数分でアップデートは完了しますので、就業中の合間でも更新が行えます。そのためこの自動アップデート型のリリースにおいても基本的に本部主導で実施させていただいています。
ただ、新版のリリースやサーバ更新といったアップデート作業でも一時的にサービス停止が必要な場合があります。もちろんこの場合はWeb予約が比較的空いているタイミングに実施しますので、日付を選んで深夜に一斉停止をさせていただいた上で行います。
大抵はおおよそ1時間以内で終わるのですが、たとえ1時間でも機会損失とも言えます。気になった方は、いちど先に書いた「更新頻度が高いので信用できる」という件を思い出していただければと思います。一般ユーザーであるお客様から見ても、いつも利用しているWebサービスにメンテナンスがあるほうが信用できるものなのです。
