会費支払い

会員管理について

シアターパスが一般的な映画館向けシステム/サービスと異なるのは、マルチテナント型プラットフォームでありながら(事業者独自の設定が可能な)会員管理機能を備え、かつ会費納入の仕組みを持っている点です。好きなように有料プランをつくり、それを販売することができるわけです。

シアターパスを作り上げるまでに、会員サービスに重きを置いた映画館システムを開発して運用ブラッシュアップを続けてきました。そのなかでよくよくわかったことは、有料会員制度は確実に経営を助けてくれるものであり、お客様にとっても有用有益なサービスである、という点です。

映画のチケットである以上、その金額すべてがそのままフトコロに入るわけではありません。割引や付帯サービスで差し引かれる部分もあり、一枚あたりの取り分はいくらなのか?それを計上して平均して、売上の単価計算はみなさんしていることでしょう。シアターパスも販売チケット1枚あたりの従量課金制の利用料ですから、シアターパスを導入して業務効率があがって販路拡大ができる反面、チケット1枚あたりの儲けというのを計算しなおされるかと思います。


ただ、会費に関してはその計算が不要です。

シアターパス利用料の課金対象はチケットのみなので、会費や他の商品にはかかりません。どんな有料プランをつくってWebで販売しても、窓口でチケットと一緒にパンフやグッズを売っても、それはシステムを介して販売したものですがチケットではありません。よってシアターパス利用料には影響しません。そして会費というのは、劇場独自で設定したサービスや優遇制度を得られる権利のようなものですから仕入れ等がありません。有料会員によるチケット割引は配給会社さんと決める必要がありますが、劇場独自のサービスや制度であれば自由です。お客様にとって有用有益と思えるサービスや制度をつくれれば、それに伴う有料プランを作ることができます。
このサービスや制度を後押しするものとして、シアターパスでは有料会員の先行販売(一般の方よりも早く購入できる)や有料会員のみの販売(指定した座席やコマ全体を有料会員だけに売る)といった機能を有しています。システムの機能と制御で有料会員メリットをはっきりと打ち出せるのです。

そして重要なことは、この有料プラン(会費)がWebで販売できる点です。


今までも会員制度をやっていたよ!という劇場様は、シアターパスの導入検討と一緒に会員制度の見直しも視野に入れてください。年会員だけでなく、半年会員や90日会員をつくってもいいのです。「当劇場のみ無料鑑賞チケット5枚つき有料会員プラン」というのを作っても大丈夫です。独自につくった紙券やサービスや割引であっても、システム登録すれば独自サービスとして対応できます。年間見放題の数万円プランをつくってしまってもかまいません(ちゃんと付帯サービスの行使には対応してくださいね)。
有料会員の方がたくさんいらっしゃれば、それだけで年間のランニングコストが捻出できたりします。そしてその有料会員プランを購入してくださるお客様は、その劇場の存続を願っている方です。有料会員制度というのは双方にとってニーズの噛み合ったものなのです。

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